AMPとは?AMPを5W1Hに沿って理解しよう!

打ち合わせの後に「みなさんアンプ、アンプって言ってたけど何?」と聞かれました。AMP(アンプ)は2015年末に登場した新しい仕組みで、WEB業界でもまだ認知度100%という程には浸透していないようです。

そこで、いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)、どのように(How)の5W1Hフォーマットに沿って、AMPとは何かを簡単にまとめてみました。

5W1H以前 – そもそもAMPとは? –

AMPはAccelerated Mobile Pagesの略で、モバイルウェブ環境をより使いやすくし、モバイルコンテンツ配信エコシステムを強化するための取り組みです。正確な発音は「アムプ」かもしれませんが(日本では)「アンプ」と発音されます(されることが多いです)。

When(いつ)

2015年10月に公表され、2016年2月からGoogle検索結果ページでAMPページが表示されるようになりました。Googleだけでなく、Twitter、LinkedIn、Pinterest等さまざまなWEBサービスでサポートが始まっています。

Where(どこで)

AMPはアメリカで策定されました。

注)
AMPはオープンソースプロジェクトなので世界中の誰でも参加できます。そのため「アメリカ一国ではなく世界の英知が結集して作っている」と言えなくもないのですが、実質的にはGoogle社主導のプロジェクトです。

Who(誰が)

Google社が策定しました。ただし、オープンソースプロジェクトのため誰でも参加可能です。

Google は、世界中のコンテンツ提供者、テクノロジー企業との議論をもとに、Accelerated Mobile Pages(AMP)というオープンソース プロジェクトを 2015 年 10 月に公表しました。

出典: https://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2016/01/accelerated-mobile-pages.html

補足
Google、Twitterが中心となり、アメリカの大手IT・WEB企業(LinkedIn、BuzzFeed、Pinterest等)との議論の上で、策定されたようです。

What(何を)

モバイルウェブ環境をより使いやすくし、モバイルコンテンツ配信エコシステムを強化するための取り組みです。2016年時点では、表示速度の飛躍的な向上を主目的としています。

補足
Google公式文書の中で、AMPの対象は「モバイル ウェブ」とされています。日本ではフィーチャーフォン(いわゆるガラケー)が根強い人気ですが、ガラケーのブラウザはAMPサポート対象ではありません。「モバイル」はスマートフォン、タブレット端末のことを指します。

Why(なぜ)

モバイル ウェブが遅すぎたからです。

2016 年にもかかわらず、モバイルでのウェブの閲覧は依然としてとても遅く、ユーザーは速くページを読み込めないというだけで閲覧を諦めてしまうという事実は信じがたいものがあります。私たち、そして多くのウェブ業界の人間にとって、何かしらの変化が必要であることは明らかでした。これこそ、私たちがモバイル ウェブの体験を改善するために Accelerated Mobile Pages というオープンソース プロジェクトを主導してきた理由です。

出典: https://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2016/08/amp-your-content-preview-of-ampd.html

補足
Apple社は2016年10月、iOS 9でiPhone/iPadの標準ブラウザSafariに広告ブロッカーを導入しました。広告を収益源とするGoogleおよびWEBメディア企業は、何とかしてAppleの広告ブロッカーに対抗する必要がありました。Apple社からGoogle社+WEBメディア企業がモバイル ウェブの主権を取り戻すため・・・というのがAMP誕生の裏理由と言われています。公式ブログ記事にわざわざ「スマートな広告とうまく共存しつつ」と宣言してしまうあたりにメラメラの対抗心が見て取れます!

Google は、動画、アニメーション、美しいグラフィックス表現をそなえたウェブページが、スマートな広告とうまく共存しつつ、瞬時に表示されるようにしたいと考えています。

出典: https://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2016/01/accelerated-mobile-pages.html

How(どのように)

どのように…だけはすみません、非常に膨大なので1記事では到底収まりませんので、この記事では概要のみとなります。

AMP HTML、AMP JS、Google AMP Cache の3要素によって構成されています。

AMP HTML は、パフォーマンスを保証するための制約が設けられた HTML で、 通常の HTML より優れたリッチ コンテンツを作成できる拡張機能が備わっています。 そして AMP HTML ページのレンダリングを高速化するのが、AMP JS ライブラリです。 Google AMP Cache は(必要に応じて)AMP HTML ページを配信します。

出典: https://www.ampproject.org/ja/docs/get_started/about-amp.html

Howについては別記事として、またの機会に書こうと思います。

以上、AMPとは?AMPを5W1Hに沿って理解しよう! でした。