レンズは丸いのに写真や動画が四角いのはなぜ?

ミラーレス一眼カメラのイメージセンサー

最新のスマートフォン iPhone 7 Plus やデジタル一眼レフカメラ EOS 5D Mark IV(キヤノン) であれ、写真を撮るにはレンズが必要です。レンズは円形をしていますが、写真や動画はすべて四角(長方形)になります。ちょっと不思議ですね。詳しくみてみましょう。

 

イメージセンサー(撮像素子)がその理由

JPEG形式の写真を撮る場合、デジタルカメラは

  1. レンズを通じて光を取り込む
  2. イメージセンサー(撮像素子)が受光して電気信号に変換
  3. 画像処理エンジンが電気信号を画像に変換
  4. スマホ本体やSDカード等のメディアに記録

という流れで画像データを記録します。

2番目「イメージセンサー(撮像素子)が受光して電気信号に変換」の過程で、画像・映像はマルからシカクに変わります。

 

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黄色: レンズを通して当たる光(イメージサークル)
緑色: 画像・映像になる部分(イメージセンサー)

 

上の図をみればもう説明不要かもしれませんが、レンズを通じて当たる光をすべて使うわけでなく、画像・映像を作る部分・イメージセンサー(撮像素子)が四角だから、画像・写真は四角いのです。

※上の説明図はわかりやすさのため簡略化しています。また、イメージセンサーにはオプティカルブラックといった光のあたらない箇所もありますが、単にイメージセンサーとしています。

 

ミラーレス一眼カメラで確認

イメージセンサー(撮像素子)はカメラの中に厳重に格納されているように思いますが、ミラーレス一眼カメラではイメージセンサーがむき出しになっています。レンズを取り外したとき、怪しげに輝いている長方形のアレです。(iPhoneや一眼レフカメラでは残念ながら分解しない限り見えません…)

 

イメージセンサーとイメージサークル

 

四角(長方形)をしています。一般的には長方形ですが、イメージセンサーが正方形なら正方形の画像になるのでしょう。

 

イメージセンサーには種類がある

イメージセンサーは光を感じ取るとても最も重要な部品で、カメラの画質・ボケ味にも大きく影響します。

一眼カメラ・一眼レフカメラ販売コーナーで、フルサイズAPS-Cマイクロフォーサーズ(フォーサーズ)といった言葉を目にしたことがあるかと思います。これらはイメージセンサーの大きさに関する規格です。

  • フルサイズ: 約36.0mm × 24.0mm
  • APS-C: 約24.0mm × 16.0mm
  • マイクロフォーサーズ: 約17.3mm × 13.0mm

※メーカーや機種により多少大きさには差があります

センサーサイズが大きいほど取り込む光の情報量も増えるため、基本的には画質が良くなります。実際、結婚式や写真館などプロとしての画質を求められる現場では、EOS 5D Mark III、EOS 5D Mark IV、NIKON D810 といったフルサイズ機をよく目にします。ただ、センサーサイズが大きくなるほど、カメラ本体や装着可能なレンズが大きく・重く、そして価格が高くなる傾向があり、写真を生業としている人以外には正直不要でしょう。

ホームページ、ブログ、SNSといった一般的な用途で使う分には、APS-Cやマイクロフォーサーズのカメラでも十分すぎるほどに高画質なので、ヒアリングの上でお客様の用途にあったリーズナブルなカメラをオススメしています。(弊社は写真屋さんではないので、ヒアリングというよりは雑談なのですが、お気軽に相談受けてます…)