モバイル ファースト インデックス正式発表!影響を受けるサイトの特徴は?


10月5日、噂されていた モバイル ファースト インデックス についての詳細が正式発表されました。

Google ウェブマスター向け公式ブログ: モバイル ファースト インデックスに向けて
https://webmaster-ja.googleblog.com/2016/11/mobile-first-indexing.html

 

概ね噂の通りですが、噂の段階では確認できなかったことが明示されています。

いつから始まる?

Google ではモバイル ファーストのインデックス登録に向けた実験を開始しています。

Google のインデックス登録に関する重要な変更であり、慎重に取り組むべき課題であると私たちは考えています。今後数カ月にわたって小規模の実験を入念に行い、素晴らしいユーザー体験を提供していると自信をもって判断した時点でより広範囲にわたって変更を反映していきます。

すでに実験は始まっており、検索結果への本格的な反映は数ヶ月後を予定しているようです。慎重、数ヶ月、入念という言葉から早急な導入はなく、2016年内ということはないでしょう。噂の通り2017年で間違いなさそうです。

 

インデックスは1つ?2つ?

Google 検索のインデックスは、サイトやアプリについての単一のインデックスとして存続しますが、将来的に Google のアルゴリズムはモバイル版のコンテンツを主に使用するようになります。つまり、ページのランキングを決定したり、構造化データを理解したり、検索結果にスニペットを表示する際も、モバイル版のコンテンツが使用されるようになります。

  1. PCとSPの2つのインデックスを保持。PC検索結果にはPCインデックス、SP検索結果にはSPインデックスを反映。
  2. PCとSPの2つのインデックスを保持。複合インデックスをもとにPC検索・SP検索とも同じ結果を表示を反映。
  3. (現状の)PCメインのインデックスからSPメインのインデックスに移行(インデックスは1つのまま)。SPインデックスをもとにPC検索・SP検索とも同じ結果を表示を反映。

※便宜上、デスクトップ版Google検索をPC、モバイル版をSPと表記しています。

モバイル ファースト インデックスという含みのある名称もあり、情報が錯綜していたトピックですが、正解は 3 のようです。実際上はゼロイチというわけではなく、(表には出ない)評価用データベースとしてPCページ内容もGooglebotは収集するでしょう(「ファースト」とは「セカンド」があることを意味しますので)。しかし、基本的にはページの評価も検索結果画面もSPページ内容に統一する方向と受け取れます。

 

影響は?どんな対応が必要?

レスポンシブデザインや動的な配信を行っているサイトで、主要なコンテンツやマークアップがモバイル版とデスクトップ版で同一である場合は、何も変更する必要はありません。

主要なコンテンツやマークアップがモバイル版とデスクトップ版で異なるようなサイトの設定を行っている場合、いくつか変更を検討してみてください。

【2016-2017年版】スマートフォンサイトの正しい制作方法 の通りで少し安心しました。レスポンシブWebデザインで作られたウェブサイト(ホームページ)や動的配信でもコンテンツ内容がデバイスによらず同一であるウェブサイトは何もする必要はありません。

しかし、下記のようにPCとSPで大きくコンテンツ内容が異なるサイトは(おそらくマイナスの)影響が出るでしょう。

  • PCページのコンテンツはボリューム満点だが、SPページは大幅にコンテンツを削っている
  • SPページがそもそも正しい作り方をしていない、不完全な状態になっている
  • SPサイトがなく、モバイルはアプリをインストールするようにしている

※被リンクについては明言されていませんが、PC/SPが異なるURLとなっており、被リンクがPCに集中しているウェブサイトは何らかの影響が出る可能性はあります(もちろん、ブラックSEO被リンクは論外)。

 

気をつけなければならないのは、対応の有無と影響は異なります。検索結果の順位は相対的なものです。競合サイトがマイナス評価を受ければ、あなたのウェブサイトの順位が上がることになります。それなので、「影響がない」ということはないでしょう。正しい作り方をしているウェブサイトはモバイルファーストインデックスにより順位が上がることはあっても、下がることはあまりないでしょう。

まだ数ヶ月の猶予があるので、モバイルファースト時代に対応できていない場合には少しずつでもモバイルサイトを整えていきましょう。拙記事 【2016-2017年版】スマートフォンサイトの正しい制作方法 もぜひ参考にしてください!